第7回リノベーションスクール@北九州 選考総評

2014.06.26

 今回の第7回リノベーションスクール@北九州も、全国から募集人員の約二倍の方々にご応募頂きました。この場を借りてお礼申しあげます。
 今回の応募要項からは、評価指標をより明確に応募者へお伝えするとともに、それらに基づいた評価をより厳密化するため、志望動機を「自身あるいは自身の地域や社会に対する問題意識」、「スクールで学びたいこと」、「スクール後に実践したい事業や働き方」、の三項目に分けて具体的に記載して頂くように変更しました。

 改めてリノベーションスクールに求められる受講生像を整理しますと、スクールでは、対象案件の実事業化と案件周辺エリアの価値向上を前提に、たったの四日間の中で各種知識や技術を学びながら、各チーム(ユニット)が一丸となって事業計画を作成しなければなりません。したがって、スクール受講生には、各自が得てきた個別スキルはもちろんのこと、柔軟な発想力と瞬発力がシビアに求められます。さらに、スクール後、スクールで得た知識や技術、経験を活かして自身のフィールドで可及的速やかに実践化することも求められます。すなわち、受講生一人一人に自立自走的な即戦力と実行力が求められます。
 よって、スクール受講生の選考にあっては、冒頭の三項目について、各自の決意の根拠となる明快な問題認識のもと、自身の責任に帰属した具体的なアクションプランを持ち、その中でのスクール受講の位置付けを明確に見定められている応募者の評点が自ずから高い傾向となりました。その応募者には、今スクールを受講しなければならない確固たる理由があるからです。
 一方、本スクールの趣旨から、具体性がない、自立自走性がみえない、明確なアクションプランが読み取れないものについては評点が振るいませんでした。今後のご参考にして頂ければ幸いです。また、私どもとしましても、現行のスクールの評価指標では計れない受講希望者がいらっしゃることを十分に理解した上で、その方々に向けた新たなリノベーションスクール、学びの場を今後提供していけるよう、現在スクールカリキュラム等の開発を進めております。
 今回ご期待に添えなかった応募者の方々には、まず今夏リノベーションスクールの会場に足を運んで頂き、スクールの現場を体験して頂くことを強くお勧めします。ライブアクト(レクチャー)や公開プレゼンテーション等のスクールカリキュラム、「リノベ祭り」の多彩なイベントは、受講生のみならず広く一般の方々も参加して頂けるプログラムです。また、追ってご案内させて頂きますが、スクール運営スタッフとして関わって頂くこともできます。むしろ、そのような関わりの中でしか得られないことも多く、必ずや有益な四日間になることでしょう。
 リノベーションまちづくりの最前線である北九州へお越し頂くことを関係者一同、心よりお待ちしております。

リノベーションスクール@北九州代表 徳田光弘

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